リル・シュル・ラ・ソルグ&フォンテーヌの泉|プロヴァンス旅ノート4
~A look-back on my trip 2019~
日曜日。いくつもあるプロヴァンスの村の中で一番楽しみにしていたリル・シュル・ラ・ソルグのマルシェへ行く日です。
今回の旅のスタートはこの本からだったこともあり、とっても楽しみにしていました。
この本の筆者さんが住んでいる村です。
リル・シュル・ラ・ソルグ(L'isle-sur-la-Sorgue)
アヴィニョンのホテルから車で40分ほどで到着。
ついてまずびっくりしたのはマルシェの規模。たくさんのお店にたくさんの人。この小さな町を囲んでいるソルグ川に沿って、隙間もないくらいぎゅうぎゅうにマルシェのテントが並んでいます。
かわいい雑貨やお洋服やアンティーク品などなど。
古本屋さんを見つけたら必ず絵本をチェック。普通の本屋さんでは出会えないような本や、前の持ち主の名前が書いてある本を見つけたりするのが楽しいのです。
マルシェが開催されている通りから少し離れると静かで穏やかな雰囲気。
川の中に耳のオブジェが。
このアンティークマルシェで見つけた小さなガラスのグラス。小さなお花を飾るときに使っています。白いカゴはリル・シュル・ラ・ソルグの雑貨屋さんで。
数時間、一生懸命に町中を見て回ってへとへとになったのでケーキ屋さんで休憩します。
(Jouvaud)
東京の広尾にもお店があるんだそうです。
美しいケーキ。
カフェスペースはこんな感じ。 雑貨屋さんの一角のような雰囲気です。
元気をチャージして次の村へ向かいます。
フォンテーヌ・ド・ヴォークリューズ(Fontaine de Vaucluse)
リル・シュル・ラ・ソルグから車で15分ほど走ったところにある小さな村。ここにもソルグ川が流れ、水源の泉もあります。
きれいなグリーンの川は、水が流れる音が心地よくて濃い緑の匂いがしました。川の上流には泉があるとのことで登ってみたけれど夏なので干上がっていました。夏以外のシーズンだときれいな泉が見られるのだそうです。
シャトーヌフデュパプ(Chateauneuf-du-Pape)
そして夕方はワインで有名なシャトーヌフデュパプへ。ぶどう畑が延々と広がるのどかな道をのんびりドライブして向かいます。(ドライバーさんつきの車をチャーターしています)
ワイン屋さんが並んでいる通りでいくつかテイスティングしてからまずは白ワインを1本購入。
そのあとはドライバーさんのお知り合いの方が経営しているワイナリーを見せていただけるとのことでご自宅へ伺います。大きなぶどう畑のそばにレンガ造りの家があり、その家の一部がワイナリーになっていました。ワイナリーでのテイスティングはもちろん、ぶどう畑も案内していただけて貴重な体験ができました。ここでは赤ワインを1本購入。
夜はホテルのあるアヴィニョンへ戻り夕ご飯。魚介料理のお店で、ヒラメのムニエルとデザートにクリームブリュレを。